雑感

お久しぶりの投稿になりました。ちゃんにい妻です。

みーこは生後一か月を過ぎました。元気に育っています。

 

出産~今までいろんなことがありすぎて全部は書けないので、出産、入院、新生児との生活と、3つに分けて書いてみたいと思います。

 

・出産

 予定日をだいぶ過ぎても産まれないので、入院しました。

 1日目は子宮の出口を柔らかくする薬を飲んで、2日目から陣痛促進剤。

 飲み始めて数時間で陣痛らしき痛みが来たと思ったらどんどん加速していき、数分おきに痛みの波がやってきました(それも来るたびに大きい波になっている。恐怖。)。頭の中は痛みで占領され、呼吸するのもやっとという状態になり、痛み自体の辛さとこれが陣痛の始まりにすぎなくてこの痛みが続いていくという怖さで気付いたら泣いてました。

 いいところで無痛の麻酔を入れてもらう予定だったけど、いいところなんて判断する余裕もなく、看護師さんが来たところで今すぐ麻酔を!とお願いしました。自然分娩をする人はこの痛みを何時間も。。す、凄すぎる。

 麻酔を入れるとすぐに効いて痛みはすーっと消えていきました。無痛分娩最高。

 結局、陣痛促進剤を入れて2日目(入院3日目)に、みーこは無事産まれてきました。

 産まれた瞬間は、麻酔が効いているので痛みはないけど、股から何かが出ていく感覚はありました。取り上げられたみーこを見た瞬間、私の身体の中から人が出てきたという出産そのものの感動と、ほんとにお腹の中にいたんだーという不思議な感じと、やっと出会えたなあという感動と、もういろんなものがこみあげてきて、ぶわっと涙が溢れました。

 

・入院

 入院中の思い出は、授乳、これです。出産2日目くらいから、母子同室での3時間おきの授乳が始まりました。それまで、産んだらおっぱいは自動的に出てくるもんだと思っており、これだけ授乳のことで悩んだり痛い思いをするとは。。予想外でした。

 たぶん出産数日後から母乳の分泌量は増えていたんだと思うのですが、みーこがまだうまく飲めていなくて母乳が貯まってしまい、おっぱいが張って岩のように固くなり、めちゃめちゃ痛くなりました。看護師さんに絞ってもらい(これがまた鬼のように痛い)、薬を飲み、氷で冷やし、なんとかみーこに飲んでもらい。。おっぱいでこんな思いをするとは思わなかった。最初の洗礼を受けました。

 その後も、母乳を何ml飲めているか、搾乳をした方がいいか(しすぎてもダメだといわれる)、ミルクを足すか(何ml足すかが問題)、日々入れ替わる看護師さんたちに次々といろんなことを言われ、混乱し、泣きました。産後のメンタル不安定や退院後の新生活への不安もあり、退院前日くらいからとにかく泣いてました。笑 

 

・新生児との生活

 里帰りして、みーことの生活が始まりました。

 新生児との初めての生活は全てにおいてハテナだらけで、部屋の温度は大丈夫か、着せる服はこれでいいか等々、すべてをいちいち検索しました。疲れた。準備不足だったな~と反省したけど、でもやっぱり、実際そのときになってみないと何が必要で何に困るかなんて分からないもんです。この一か月で検索能力は向上した気がします。

 「昼夜問わず3時間おきの授乳」は、延々とそれだけが繰り返され、時間の区切りが溶けるようになくなります。今が何時とか、今日が何曜日とか、まじで分からなくなりました。そして、特に怖いのが夜でした。慣れない授乳に始めのころは1時間くらいかかることもあり、その後寝ないみーこを抱っこしたり、一回寝ても数十分でまた起きてを繰り返していたら、すぐまた次の授乳の時間がやってきます。とにかく眠いし、深夜にこれを一人でやっていると、いつ寝れるんだろう、早く終わらせて寝なきゃという焦りが募り、夜に一人取り残されるような孤独感に襲われました。その時間にTwitterを開くと、同時刻に授乳中のママたちの悲壮感溢れるツイートがたくさん見られて心強かったなあ。

 

そんなかんじの一か月でした。

みーこもこの世に生まれて一か月なら、私たちも親になって一か月で、すべて手探りの毎日でした。皆こんな大変な思いをしてきたんだなあ、もっと大変だって教えといてくれよ、と思ったりもしました(大変すぎて覚えてないんだろうか…?)。私の母からも、子育てが大変だった話なんてこれまで聞いたことがなかったけれど、母的にはたぶん大変なのがデフォルトで、もう自分100%で赤ちゃんに向き合う覚悟をもってやってたんだろうなあと推測されて、改めて母のことを強いなあと思ったりしました。

私も、たまには愚痴も泣き言も吐きながら、頑張っていく所存です!